地球の小走り方

Running on the globe-元海外駐在員が就活や転職、海外就職などについてを綴っています。

2020-01-01から1年間の記事一覧

コロナで渡航制限のある中で反対を押し切った社員「もう航空券手配しました。」

今年はパンデミックの発生のせいで、オーストラリアでは国境を超えることは特別許可を得られる場合以外は許されておらず、海外社員組が実家に帰ることができていない。渡航者は14日間の自己検疫義務の導入もあり、国レベルの規制でも制御されているし、この…

海外就職:コロナ禍でも転職市場は動いていた

パンデミック前のオペラハウス内。大勢の観衆で賑わっていた。 パンデミックによる不景気 ここオーストラリアでは… まず教育産業。留学生に頼りすぎていたため、収入減を失っているため、大学教員の地位が危うい。 あと農業。ワーホリがいなくなってしまい、…

就活は、いろいろつらいよ。

(2分で読めます。)就活は競争の場なので、めちゃくちゃ落ち込むこともある 就活は勝ち負けではない、が、選ばれないとやはり悔しい気分になる。 だから、難航したときの考え方を企業側の思いも含めて少し綴ってみた。 1.就活に疲れたら。 就活は、よほど…

英語脳と臨界期 

(2分で読めます。) 海外で働くうえで、「ことば」が一番重要なのか、本当にそれ自体がネックなのか?と考えることがある。 実際、仕事するうえで大切なのは、「とっさの判断力」「機転」「決断力」などではないのかと考えることも最近多い。 どういうレベ…

ジョブホッパーは海外採用のネックになるのか

(この記事は2分で読めます。)転職を1- 2 年ごとにする人をジョブホッパーと定義しているが、ジョブホッパーであることが採用のネックになることはあるのだろうか? 実際、3年離職率が3割を超えることもあるコンサル業界で、5年以内に2、3社回った方のレジ…

就活はいつも試練。

オーストラリアの某ビジネス街 新卒の就活はただでさえ試練の連続である。 それに加えて100年に1度のパンデミック。なんでこんなときに、とみんな思っている。 仕事の現場だって全く予測がつかない状況なのだ。いろいろなプロジェクトが中断されたり、延期に…

海外で働くきっかけ(3):海外出向を反対する意見

前回 に続く海外出向を決めたときの話。 ontheglobe.hatenablog.com とある年の秋深まる頃のお話 職場では私が日本を出ることに反対をする人もいた。せっかく日本での業務で成果を出し始めていた頃だった。 幸運なことにいろいろな業務に、当てにされてもい…

海外で働くのは珍しくない時代

二度の海外駐在を経て思うのは、今や海外で働くのは珍しくない時代なんだということ。 日本人駐在員はどこにでもいるし、現地の学校を出て、現地法人から採用されるルートだってある。 フランス時代のスパルタ上司 新卒入社した会社はフランス系企業で、1年…

コロナ禍で若手のやる気を底上げ(3)

今はコロナで行けなくなってしまった海外出張(とあの頃の癒しの一杯) 職業訓練校としての大学・大学院 ただ、専攻と業務が結びつかないケースの場合(看護学生がIT企業に就職するような例)学歴は採用とは全く無関係になる。 それが間違っているとも言えな…

海外勤務のあれこれ:コロナ禍で若手のやる気を底上げ(2) 

オーストラリアの素敵な居酒屋。今はコロナで行けないのだけど、応援しています! そもそものキャリアについての考え方 スージーのキャリアパスについての考えはこうだった。 「私は他の新入社員より5年長く学生をやって、法学で博士号まで取っているので、…

海外勤務のあれこれ:コロナ禍で若手のやる気を底上げ 

コロナ渦で静まり返ったオーストラリアのビーチ コロナ渦で、若手のやる気を底上げする コロナ渦でリモートワークになった今、プロジェクトを引っ張ることに難しさを感じる局面もある。 Susie(スージー)は今年の新入社員で弁護士の資格あり、まだ右も左も…

海外で働くきっかけ(2):上司が驚いた海外からの一本の電話

上司が驚いた一本の電話 ある日、電話がアジア地域のリーダーであるジョンから日本支部の産業部門リーダーである私の上司に来た。 まずは「今アジア太平洋地域で医学系刊行物の編集や、アジア地域間で協働してビジネス・デベロップメントをリードできる人を…

海外で働くきっかけ(1)

Expression of Interest: あなたのプロジェクトに興味あります。 私の周りで働く若手はとても積極的だ。 データ上で私のプロジェクトを見つけて、「社会的貢献度が高い仕事をしたかったんです。」と面談を依頼された。 こんな熱い感じを超すくらいの情熱を見…

プロジェクト繁忙期に休む

前回に続く破天荒くんの軽い上司いびりならぬ、冷や汗をかいた話。 プロジェクト繁忙期に2週間いきなり休んだことがあった。でも、そうでもなければ燃え尽きそうだというから仕方ない。 それは燃え尽き症候群には、風邪のようにすぐに効く特効薬はないので、…

知り合いを伝手で面接に通すのはあり?

またもや破天荒くんの登場です。今回は上司いびりではないのですが、ちょっと不思議な話を持ち掛けてきた。 破天荒くんが友達のNさんを職場に雇いたいという Nさんは、アジア人でその昔同じ会社の中国法人にて働いていた。 その後、ご自身の意志で日本法人に…

重要会議でもラフな格好

破天荒くんのちょっとした上司いびり、続きます。 服装はカジュアルなイメージ オーストラリアの職場は服装がカジュアルかもしれないが、業種柄、クライアント先に行くことが多いので標準のオーストラリア企業より少しかっちりめだと思う。 基本的に金曜日以…

オーストラリアはのんびりしているという通説

ゆったりオージー生活へのあこがれ オージー生活のブログは結構あるが、ワーホリの生活が中心に描かれているものが多い。 そして「オージーは結構のんびりしている」という意見は聞く。 あれは、そうしたブログなどのオンラインの情報と、観光で来た人々の印…

軽く上司いじめをする方法

コンサル業界のプロジェクト形態として、一人の上司に尽くして働くのではなくプロジェクトごとに上司が変わる。2年や3年のプロジェクトにならない限り、平均して2-3か月ごとに上司は変わっていくという恰好になる。 みんな人間なのでその中で、気の合う人や…

就活応援隊:コロナに負けるな就活生

このブログについてはじめまして、管理人のリリアンといいます。在豪6年目のとある外資系コンサル会社に勤務する元駐在員です。海外出向は今まで2回、1回目はヨーロッパ、2回目はオーストラリアへ。このブログでは激務の末、駐在員となり海外勤務になった経…

バーチャル面接:何を採用者は見ているの?

今回は海外在住応募者との中途採用の面接を事例にしました!ロシア・アメリカ・マレーシアなどなど、海外からの応募者がオンライン面接に挑んでいます。オーストラリアは欧州・アジアからでも人気のよう。以下こちら側の準備から、ポイントまでいくつか語り…

海外勤務のあれこれ:人種差別なんて今どき・・・あるに決まってる!

海外で働くということを考えたとき自分はマイノリティになる環境で働きたいか、ということを問う必要があると思う。 オーストラリアはmulticultural country(他文化国家)です。 本当に多様な民族、文化の集まり。 だからこそEgalitarianism(平等主義)を…