地球の小走り方

Running on the globe-元海外駐在員が就活や転職、海外就職などについてを綴っています。

バーチャル面接:何を採用者は見ているの?

今回は海外在住応募者との中途採用の面接を事例にしました!
ロシア・アメリカ・マレーシアなどなど、海外からの応募者がオンライン面接に挑んでいます。オーストラリアは欧州・アジアからでも人気のよう。
以下こちら側の準備から、ポイントまでいくつか語りました。

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1.プレ面接ですること

 まずCV(履歴書)を見るのだけど、人事から上がってきたものなので社内の一次を通過しているとCVを見ている。

私は、誰のキャリアにも輝きがあると思って読んでいる。大切なのは、実務との相性だと思う。

人事と違い、現場で働く側にとって、技術や知識の問題をくまなくチェックする。

もちろん言語的に英語が問題ないか、も超重要事項である。

(これはいつかまた別の機会に語りたいが、英語の流暢さはコミュニケーションにとても大切だけど、実は最重要事項ではないと、仕事をしていて思う。)

 
あと業界的に、ケース面接(実務に関するクイズのようなもの…)を実施するのだけど、その準備も他の面接官と打ち合わせておく。

 

2.面接では、どこが比重の高いポイントか

やはり会社との相性、はあると思う。
例えばコンサル会社から競合に移る場合:各社の3年離職率が恐ろしく高いので要注意である。まず移る理由を詳細に説明してもらう。
これまでの面接では、競合から移るのは「またやなことあったら、競合に移っていくだろうな」と雇う側も思いがち。
それもやはり人事はデータ取っていて、そうなる傾向だという。

なので競合から移るひとはよほど人手不足で成長著しい部署か、一芸に秀でない限り、他の応募者と比較すると通りにくい面もある。

 

3.スカイプ面接:無限の可能性

スカイプだから印象が悪いというのはない。スカイプなので気楽に挑んでほしいなと思う。
正直なところ、このご時世ビデオ会議で威力を発揮できないようでは、グローバルプロジェクトを任せられないのでは。リモートでもいかんなく力を発揮できる人が選ばれると思う。

あと、面接でいつも思うこと。

遠慮しなくていいんです。実績をひけらかしてよいと思う。業界にもよると思うが、謙虚になりすぎずに、堂々と今までやってきたことを語ってください。

会社にとって何があなたの貢献できる価値でしょう?
5年後、10年後はどんな素敵なことをしていたいですか?

面接は照れずに夢を語る場なのです。

がんばれ、就活生!こっそり応援してます。(人´∀`)