就活は、いろいろつらいよ。
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就活は競争の場なので、めちゃくちゃ落ち込むこともある
就活は勝ち負けではない、が、選ばれないとやはり悔しい気分になる。
だから、難航したときの考え方を企業側の思いも含めて少し綴ってみた。
1.就活に疲れたら。
就活は、よほど方向性の決まった人でない限りすごく楽しいイベントとはならない。
「面接は自分のオンステージ」という注目されることが楽しいひと、どんな説明会も社会についてを学ぶことができて幸せです!なんていう優等生的なことをいうひとだって、その人なりに苦労してるはずだ。
暗闇を手探り。誰もが通る道なのかもしれないがしんどい作業だ。
学生時代も終盤、人生のこれまでは学校、受験準備やらなにやらで、決められたカリキュラムに沿えばよかった。
でも就活ではそうはいかない。
就活は初めて自分が価値を提供して、お金をもらう側になるときだ。
学生で教育費を払って教育を受ける客から、働いて価値を提供する側になる入口の一歩になる。
だから企業も企業活動をする上でばっちり相性が合う相手を探している。
新卒社員を選ぶ方も損失を出すまいと必死なのだ。
例えば、新卒社員が入社後2-3年で離職した場合、会社にとっては数百万から千万単位の損失となるケースがある。
だから入社後2-3年で士気を失ってやめてしまうような学生をどうふるい落とせるのか、それは会社の経済活動において重要な課題となる。
意地悪をしているわけでは全くない。これは大人同士の真剣な取引である。
2.相思相愛になれないからと言って恨む必要も恨まれる必要もない
思ったように内定が出ないときはある。
特に採用数が減ったりしたときは内定は出にくい。はがゆい。
私たちは就活によって何をしようとしているのだろう。
生きてくためにお金を稼ぐきっかけをみつけようとしている。
お金を稼ぐのは結構厳しい。
なんとなく早いとこ内定もらって早く就活終わらせたい。4月からは適当に社会人したい。
そういう考えは、全然間違ってはいない。
就活は面倒だし、好きでもない人に告白しまくるような就活もあるだろう。
だけどそういう場合言い寄られる方(企業)だって相手があんまり自分のことを好きじゃないのは、察知できてしまう。
だからよほどの好景気で猫の手も借りたい売り手市場な時代でない限り、そういう相手は断られてしまう。
そうなると就活生のメンタル的にめちゃくちゃきつい。
3.人と同じ歩幅でなくても大丈夫
日本の学生による一斉就活。これが友達と一斉に同時期に仕事に関して働きかけをする一生で最初で最後の機会だ。
第一志望からすんなり内定が出たからといって、いろいろな都合で転職する場合もあるし、
結婚やらなにやらで職場を変えなくてはいけない状況になることもある。
要するに、先5年後には誰がどこで何をしているかなんて、今の内定状況とは全く関係ないのだ。
君が君らしく、君の人生をプランすることが一番大事なんだよって、自分自身に語ってあげてください。
めちゃくちゃ疲れたなら、一旦キャンセル。中断してもいい。
就活向いてないなあと思ったら、まずは短期の契約から初めて本当に自分に合うことを探してあげてもいい。
正社員でなくてはならないなんていう一律な価値観は無視して、いろいろな職場をお試しで契約社員として回るのも、多業種ぐるっと見ることができてよいところだと思う。
自分らしくいることが一番だ。
4.今の壁、将来の壁
そしてやっぱり、就活も辛いんだけど、入社してからの仕事でだって、たくさんたくさん壁にぶち当たる。
そのとき、何が自分を支えるかというと、同僚との飲み会…(←これもある!)
いや、自分のちっぽけな情熱だ。
初心に戻って、っていうやつである。
この仕事を通じて、少しでも社会の何かを変えたい、生活を便利にしたい、幸せな人を増やしたい、なんでもいい、そういう小さな情熱。
それがない場合、へこたれてしまう。心折れる。
社会人だって何度でも壁にぶち当たる。
夜遅くまでかけて提案したものがボツになったり。
プロジェクトが中断したり予定外のことがおきたり…「あー、もーーーー!しんどい」となる。
そんなときは、できるだけストレスをため込まずに休む。
心の声を聴く。ベランダに来る鳥に餌をやりながら、何も考えない。
そう、実はこのめちゃくちゃつらいときもある就活のストレスは、しっかり仕事ストレスを対処する準備になっているから、大丈夫。
今感じているこの辛さ、無駄にはならないのだ。