知り合いを伝手で面接に通すのはあり?
またもや破天荒くんの登場です。今回は上司いびりではないのですが、ちょっと不思議な話を持ち掛けてきた。
破天荒くんが友達のNさんを職場に雇いたいという
Nさんは、アジア人でその昔同じ会社の中国法人にて働いていた。
その後、ご自身の意志で日本法人に転籍し、うちの会社をやめている。
破天荒くんとは友達で、会社をやめてからも3年くらいずっと連絡を取り合っていた。
そんな彼女が豪州法人に応募したい、と言っている。
なぜ人事をすっ飛ばす?
私はプロジェクトで一緒に作業する際に、破天荒くんから、かくかくしかじかでこういう人が転職に応募する予定です、と言われた。
すでに本部長レベルのトップと話しているという。
私は人事の面接に駆り出されていたので人事戦略と、目指している方向性を知っていた。
それで「たぶん頭数を人事が管理しているからいきなり本部長に言っても難しいと思うよ」と意見した。
悪びれる様子もなく「ふーん、本部長はあんまり力がないんですね ( ´_ゝ`)フーン」
と一言。
結局コネ入社は・・・
結局、破天荒くんのお友達の彼女の一件は、本部長自身が周りの人事戦略に関わる部長たちから反対を受け、
それでも本部長は推したいと思ったので、一応オファーした。が、急に予算をそんなにきちんと組めるはずもなく、そのうえで決めたオファーはいまいちな内容だった。
彼女は夫と子供の分のビザのサポートが必要だった。そのため会社は家族の分もビザサポートするが、そのかわり職位を下げる、と言われたらしい。
彼女はたいそうご立腹で、断ったらしい。
破天荒くんは、悪びれる様子もなく
「やっぱ、本部長はあんまり力がないんですね ( ´_ゝ`)フーン」
と繰り返した。
友達を自分の勤める会社の面接に通したいときは、正当なルートで通そう。